野菜を作る、育てていくとなったときによく聞くことがあります。それは農薬についてです。tsumugi,ではできるだけ最小限に抑えて減農薬に努めてはいますが、立地の関係や気候によって、どうしても使わなざるを得ない場合もあります。
私が考えるに、人が病気になったときに抗生物質を飲むように、野菜にもそういったお薬が必要になります。人と同じようにお野菜も寒さや暑さによって病気になったり、人が養分を取りすぎれば太ってしまうように野菜も養分がありすぎると虫がよってきたり。
乾燥でよってくるダニ類なんかいい例で、コロナのようにすぐに広がっていき何もしないままでいれば、一つ一つのお野菜が元気がなくなり、最悪の場合、枯れてしまいます。
一概にこれが原因といえませんが、様々な状況によって作物が元気でいられる手助けをするために、私は必要最低限の農薬は必要と考えています。
tsumugi,が考える栽培についてのアレコレ
農薬の基準
農薬は使用基準がきちんと制定されており、各農薬に決まった使用回数があります。また、薬物ごとにも農薬の使用回数が細かく決められておりその基準をもとに使用回数や使用する農薬の種類によって慣行栽培、特別栽培、有機栽培などの様々な区分に分けられるのです。
慣行農業での農薬の使用回数及び化成肥料の量についてはコチラ
農薬の各種基準についてはコチラ
立地の関係
黄金地区はお野菜を作っている農家さんが多いですが、それでも米農家さんが大半を占めています。私のハウスと露地の農地のまわりはは一部を除き大半が田んぼです。稲はよくカメムシにやられてしまうことが多いので、真夏の1ヶ月間程度、草刈り禁止時期があるくらいとてもシビアになります。
この地区で農業をしていて、周りのベテラン農家さんからかなり助けられています。そんな方々と助け合えるよう、周りに迷惑をかけないよう、最低限農薬を使用しています。
また黄金地区は風が強く、真夏で暑さがひどいときは乾燥しやすい地域です。乾燥することによって出てくる病害虫もあるので、作物の様子をみながら使用しています。
各農地によっての栽培方法
ハウスでのお野菜の作り方
現状の栽培基準:
ハウス①
栽培期間中農薬不使用(トマト)
ハウス②
栽培期間中減農薬・減化学肥料
(きゅうり)
露地でのお野菜の作り方
現状の栽培基準:
露地全般 基本的には慣行栽培基準
→可能な範囲で特別栽培基準まで
農薬の使用を減らす